「𠂤系」の漢字の字解を学びます。
𠂤のほか、遣、師、帰(歸)、官、の字解です。
(引用は平凡社の漢字暦、また、白川静著作他)
更新日 2022年11月21日(月)
「自」はでてくるが が出てこない・・
もっとも初めに思いつく「師」も部首は「巾」の方だ・・
→音読みは一番に来るのは、「シ」でなく、「タイ」。、https://jigen.net/kanji/131236
甲骨文
==以下引用===========
大きな肉片の形。出陣の時、軍社に供えた祭肉。
師の初文。
甲骨文
将軍が祭肉のを奉じて出征し、
駐屯するときには、建物の中にその祭肉を置く。
そこが指令所となる。
金文
==以下引用===========
曲刀で祭肉を切る権限を持つ人が師で、軍長・将軍をいう。
甲骨文
==以下引用===========
祭肉を両手で携える形。
甲骨文
==以下引用===========
、止、帚はみな意符である。
止
(2015f/kanji_koyomi_201510.html)
「止」は趾(あしあと)の形。 左右の趾を前後に連ねた形が歩である。
足に力を入れて強く趾(あと)をつけつことから、
止は「とまる、とどまる」の意に使われるようになった。
(2021f/kanji_koyomi_202107.html)
(「歴」の)止は往来の意。
軍門においてその経歴するところの軍功を認証する意。
逐
(2012f/kanji_koyomi_201209.html )
豕(し)と辵(ちゃく)(しん)(辶 テンは一つ)からなる。
豕は獣。
獣を追うことを逐といい、師(軍隊)を追うことを追という。
追うことから「あらそう、はしる」の意に用いる。
陟
(2016f/kanji_koyomi_201602.html)
「陟」(ちょく)は(ふ)と(歩)とを組み合わせた形。
ふ (阝)は 神霊の上下する時に用いる神梯の形。
のぼることを陟といい、陟降とは天神が天地の間を昇降することである。※(ふ)は追のしんにょうをのぞいた部分に似ているが口の形の部分は3つで同じ長さ。