漢字暦

白川静漢字暦 (2022年)


聖器

一月の字は、「聖器」

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式、成、秘、咸などの字解です。 (引用は平凡社の漢字暦、また、白川静著作他) 今年も、まず、甲骨文字・金文の字形を見ておき、他に「学研新漢和大辞典」(藤堂明保・加納喜光編)や 「角川大字源」などの辞典、また日本漢字能力検定協会の漢字ペディアなどからも、随時追加します・・ 

更新日  2022年2月4日(金)



篆文

==以下引用===========
工は巫祝(ふしゅく)が呪儀(じゅぎ)行なうときに左手にもつ呪具
弋(よく)(いぐるみの矢)(※)も呪具として用いたのであろう。
これらの呪具で汚邪を去り拭い、
正しい状態を回復するので法式・規範の意となる。
試・弑(し)もそのようなじゅぎをいう。
【説文解字】も法式の意とする。

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金文


==以下引用==========
戈(ほこ)に丨(こん) 型の緌飾 (ずいしょく)(ひも飾り)を垂れる形。 
戈の制作が終わると、この飾りをつけて修祓(しゅうふつ)し、これによって器が成就する。
わが国でお札(ふだ)をつけるようなものである。



篆文

==以下引用===========
必は戈・矛(ほこ)の秘(ひ)の形、刃を柄に装着する部分の形。
示は神を祭る祭卓の形。必「を呪器(じゅき)として用いる呪儀があり、ことに神秘にして、秘密とされたのであろう。


☆ kanjipedia.jp



甲骨文

==以下引用===========
サイは祝禱(しゅくとう)を収める器。
その上に聖器として戉(えつ)(鉞 まさかり)を加えてとざし
その祝祷の呪能を守る意で、祝祷の用意が終わることをいう。

☆訓みな、ことごとく kanjipedia.jp



甲骨文

==以下引用===========
戈の刃の上に呪符としての才を加え、
新しく作られた戈を清め祓う儀礼を示す。

 

以上、平凡社の2022年1月の漢字暦より。

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