漢字暦

卓上型白川静漢字暦

平凡社の 白川静漢字暦 2012[カレンダー] 、2011年に続け、毎週、一字の漢字を見ています。
7月は「まつる」という訓のある字。



祭(まつる)


==以下引用===========
まつるとは、神霊にものを供えて拝し、神の現れるのを待って、その権威に服することをいい、「待つ」と 同元の語である。
「祭」は祭卓の示の上に肉を手(又)で捧げて祭ることをいう。

更新日2012年7月1日(日)


ここで「まつる」という訓のある字は、
「祭」に始まり、「祀」「禦」「宜」「奠」「賽」の6字が挙げられている。「宜」などは意外 


まつる(その2)


==以下引用===========
  「祀」は巳声。
巳は蛇の形。
蛇は夜刀(やと)の神といわれるように、自然の霊あるものとしておそれられた。
祀はそのような自然神を祀ることをいう。

更新日2012年7月8日(日)

『夜刀(やと)の神』という言葉を知りませんでした(~_~;)
検索したところ、こちらの「龍学』というサイトに解説がありました。
他にもhttp://kotobank.jp/


まつる(その3)


==以下引用===========
「禦」のもとの字は御・
卜文・金文に 御・禦に作るものもあり、みな同字である。
午は杵(きね)の形。 これを拝して神を降(おろ)し「御(むか)え」、災禍を「御(ふせ)ぐ」儀礼を意味する。
それで御は多く神事的な儀礼や神聖のことに関して用いる。
ゆえにまた神示の意で、示を加え禦となるが、禦の字義は守禦・防禦等のように、限定的な用法となった。

更新日2012年7月15日(日)


宜・奠


まつる(その4)


==以下引用===========
「宜」の卜文・金文の字形は、且(俎、まないた)の上に多(多肉)を置く形で象形。
のちに廟屋の形である宀(べん)がついた。
肉をもって祀ることをいい、神がお供えを受け取ることを「宜(よろし」と言って適宜の意となる。
「奠」は祭卓に酒をおいて神に供えることをいう。   

更新日2012年7月15日(日)



まつる(その5 )


==以下引用===========
「賽」は塞(さい)の省文と貝からなる。
塞は屋内に呪具の工を重ねて、じゃ例などを封じ込めることをいう。
道路や境界の要所に土神を祀り、守護神とするもので、わが国で「塞(さえ)の神」というのにあたる。
賽はその神に会等を備えて、お祭りすることをいう。
賽ころは、もと神占の具であったが、のち勝敗を争う具となった。

更新日2012年8月6日(月)



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