2023年8月の漢字暦(平凡社)
篆文
『漢字ときあかし辞典』によれば、「時間ではなく気持ちの問題」
基本的なイメージは”心にゆとりがない”ところにある。
訓読みも「いそぐ」より「せく/せかす」の方が基本的なイメージには近い。
「急須]:本来、”急な場合にお酒を温める器”だったという。
金文
「疑惑」「疑念」など。多くの場合、”悪い推測をしているが結論は出せない”ことを指すが、「疑問」「疑似」のように、答えや結論のよしあしには関係使うこともある。
ただし訓読みでは悪い推測にしか用いない。漢字「疑
」と日本語「うたがう」の間には、微妙な意味の違いがあると言える。
部首「疋」は”足”を表す。「疑」はもともと。”迷って足が止まり動けない”ことを表す。
篆文
『漢字ときあかし辞典』によれば、「よく考えてから口に出します」
部首「心」が示すように、ことばや行動に現れる前の”考え”を表す。
篆文
『漢字ときあかし辞典』によれば、
「忘れたくても忘れられない」
本来の意味は”気になって前に進めない”ことだという。
金文
『漢字ときあかし辞典』によれば、「真ん中からあふれでる・・・」
「愛」や「慶」と同じく、部首「心」が真ん中に収まっているのが特徴的な漢字。
”心配する”ことを表す。
訓読み「うれい」では。「愁」との使い分けが問題。
「憂」を使うのを基本と考えて、”さみしさ”を強く出したい時には「愁
」を書くのがおすすめ。