20170531

AM:ヴァチカン美術館
PM:システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ寺院 

ヴァチカン美術館(2)


ヴァチカン美術館入り口のミケランジェロとラファエロ

バチカン美術館

コトバンク:ブリタニカ国際大百科事典の解説

バチカン美術館: バチカン市国の宮殿内にある6つの美術館および歴史的建造物総称
(1) ピオ・クレメンティノ美術館 ヘレニズム期の著名なギリシア彫刻およびローマ時代の模刻を収蔵。
(2) キアラモンティ美術館 Museo Chiaramonti e Braccio Nuovo 古代ギリシア・ローマの副次的遺品を収蔵。 (3) グレゴリアノ・エトルスコ美術館 Museo Gregoriano Etrusco グレゴリウス 16世の創設。エトルリア美術の遺品を収蔵。
(4) グレゴリアノ・エジツィオ美術館 Museo Gregoriano Egizio グレゴリウス 16世の創設。エジプトの第 21~30王朝時代の作品を収蔵。
(5) サクロ美術館 Museo Sacro 各時代のキリスト教美術工芸品のほか,ローマ時代の壁画を収蔵。
(6) 絵画館 Pinacoteca  13~17世紀イタリア絵画の傑作を収蔵。
以上のほかに,50万冊以上の印刷本や5万点に上る手写本を所有する図書館,
ピントゥリッキオのフレスコ画で飾られたボルジア館,
ラファエロのフレスコ画のあるロッジアおよびスタンツァ,
フラ・アンジェリコのフレスコ画のあるニコラウス5世礼拝堂,
ミケランジェロのフレスコ画で飾られたシスティナ礼拝堂なども,美術館と同様一般に公開されている。


デジタル大辞泉の解説

《Musei Vaticani》バチカン宮殿内にある美術館。ルネサンス期のローマ教皇ユリウス2世の古代彫刻コレクションに始まるもので、その後の歴代教皇によって収集されたキリスト教美術の絵画・彫刻や書籍などを多数収蔵する。

(wikipedia)ユリウス2世(Julius II 1443 - 1513)は、16世紀初めのローマ教皇、ブラマンテやラファエロ、ミケランジェロなどが援助を受けて優れた創作活動をおこなった。特にミケランジェロにはシスティーナ礼拝堂の天井画の製作を依頼している。また、ローマの補修・美化にもつとめ、サン・ピエトロ大聖堂を新築。「バチカンのスイス衛兵」のもとも


ピオ・クレメンティ―ノ美術館

コトバンク:ブリタニカ国際大百科事典の解説

バチカン市国の美術館(→バチカン美術館)。
教皇クレメンス14世(在位 1769~74)が創設し,ピウス6世(在位 1775~99)が完成させた。1773年公開。八角内庭を中心に,ギリシア十字室,ミューズ室,動物室,胸像室,ロトンダ,ロッジア,シモネッティ階段などからなる建物に,古代ギリシア・ローマ時代の彫刻とその模作,陶器その他の工芸品を所蔵している。おもな所蔵作品はプラクシテレス作『クニドスアフロディテ』(前350頃,ローマ時代模作),アポロニオス作『ベルベデーレのトルソ』(前1世紀中頃),『ラオコーン群像』(前150~前50頃)。

三人の教皇

クレメンティ―ノ:(wikipedia)=
クレメンス14世 (ローマ教皇)Papa Clemens XIV, 1705 - 1774) : (1771年にバチカン美術館一般公開に踏み切った教皇)
ピオ:(wikipedia)
ピウス6世(Pius VI、1717- 1799)クレメンス14世の次の教皇
キアラモンティ:ピウス6世の次の教皇

  

動物の間(Sala degli animali)

「ベルヴェデーレの中庭」をみたあと、「動物の間」へ。

ここはほぼ通路であって、近寄れなかった。多分床の保護であろう。
床の中央のモザイクを保護するマスクのキャビネットの写真が公式ページにありました。
Gabinetto delle Maschere
http://www.museivaticani.va/.・・/gabinetto-delle-maschere.html

公式ページ:http://www.museivaticani.va/‥/sala-degli-animali.html
Pius VI(1775-1799)の下に設置され、古代の作品が復元された「石の動物園」





「ミューズの間」



トマス・コンカ作
「芸術のインスピレーションとしてアポロとミューズ」






「円形の間」(Sala Rotonda)

http://www.museivaticani.va/‥/sala-rotonda.html
「ハドリアヌスのパンテオンを模した半球形の丸天井のある大ホールの建設は、
ミケランジェロ・シモネッティの設計により1779年に完成。
床は、オトリコリとサクロファノで見つかった、
紀元3世紀の最初の数十年の見事な18世紀のモザイクの集合体で構成されている。
部屋の中央には赤いポーフィリーの大きなカップがあり、周囲13メートル、
ローマ帝国の広い公共スペースを飾るためのもの

http://www.museivaticani.va/・・/sala-ix--raccolta-guglielmi.html


Sala della Biga(戦車のホール)

公式ページ:http://www.museivaticani.va/‥/sala-della-biga/sala-della-biga.html
「建築家ジュゼッペ・カンポレーゼとその下にあるアトリオ・デイ・クアトロ・キャンセリによって設計され、1786年に始まり、1795年に床の設置で終わる。
床には、ピウスVIブラスキの腕のコートの要素が見えます(星とボレア、ユリ)。 アスレチックとサーカスの主題の彫像とサルコファギが収集された。これは、サーカスでの円盤投げ、レスリング、チャリオットレースを指す。


*ゲーテは見ていないということ


「グレゴリアーノ・エトルリア博物館( Museo Gregoriano Etrusco)」

公式ページ http://www.museivaticani.va/・・/museo-gregoriano-etrusco.html 
「教皇グレゴリー16世によって設立され、1837年2月2日に開館した。
エトルリアの古代遺跡に捧げられた最初の博物館の1つ。」



鉄製




http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/it/collezioni/musei/museo-gregoriano-etrusco/museo-gregoriano-etrusco.html
「ローマの古代遺跡(Antiquarium Romanum)に捧げられたセクションは、西帝国の終わり(5世紀AD)に達し、Vulciなどのかつてのエトルリアの都市を含むローマとラツィオのブロンズ、ガラス、象牙、テラコッタ、陶器が含まれる。」




La raccolta Giacinto (Giacinto Guglielmiコレクション)

NUSEI VATICANI shop(グリエルミ侯爵によるウルチの考古学研究のカタログ本)
ブロンズとさまざまな資料」(バチカン美術館グレゴリアンエトルリア美術館Cathaloghiカタログ本)













地図のギャラリー


目についた旅行記・・http://little-puku.travel.coocan.jp/1kaigai/19roma.kyoukai/1.1mokuji.html

2017年の6月の旅(5/25~6/16)

5/26 Quirinale クィリナーレ宮殿国立博物館アルテンプス宮
5/27 Aventino コンスタンツァ廟キーツの墓新教徒墓地
5/28 Palatinus  ファルジアーニ庭園国立博物館ディオクレティアヌス浴場、Palatinus 、国立博物館マッシモ宮
5/29 Campidoglio  (サンタ・マリア・デリ・アンジェリ)カピトリーニ美術館
5/30 Pincio ヴィラ・ジュリア(エトルスコ美術館)ポポロ門 ゲーテ記念館(外観) アラ・パキス (ゲーテ像20170614)
5/31 Vaticano ベルヴェデーレの中庭ピオ・クレメンティーノ美術館ギリシアの古壺ヴァチカン美術館ラファエロの間・サン・ピエトロ寺院 
6/1 Celio  街歩き、ボルゲーゼ美術館(外観)、キーツ・シェリー記念館(外観)) サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂 
6/2 Tevere    街歩き(1)テヴェレ川 壊れた橋Ponte Rotto, 共和国記念日の三色、サンタンジェロ橋、サンタンジェロ城
Gianicolo 街歩き(2)ジャニコロ ローマ大学植物園(外観)、 コルシーニ宮美術館 、ファルネジーナ・キージ荘
6/3  Oppio サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会、 サン・クレメンテ・アル・ラテラノ聖堂、トレヴィの泉、 バルベリーニ宮
6/4 移動日(ラヴェンナへ)