以下は行きたいと思ったイタリア庭園のリストなのだが・・
以下は行きたいと思ったイタリア庭園のリストなのだが・・
「イタリア庭園」というと、何よりマニエリスム(伊: Manierismo:wikipedia)、彫像・・という感じだが、イギリス庭園(wikipedia)の前(ルネサンス後期 14世紀~16世紀)の、イギリス人も憧れた 庭園の魅力・・
(イングリッシュガーデンにはローマン円柱のパーゴラとかがよくある)
巌谷 国士著『イタリア庭園の旅―100の悦楽と不思議 』(コロナ・ブックス 平凡社2000/3)には、”「永遠の都」の二日間”という小タイトルでローマ市内の8の庭園を紹介している。
ローマのピンチョの丘の上に立つ。(現フランス・アカデミー←?)
地下鉄Spagna駅下車、スペイン階段を登り、トリニタ・ディ・モンテイ通りから入る。
※巌谷さんの紹介では
「4月~6月の日曜10時から12時のみ。(ガイド付きでなければ見学できない。」とあるのだが?? 公式サイトのAdmission & opening timesを見ると、他と同様月曜日以外開いているようだ? :12ユーロ
要予約
「ローマのジャニコロの丘の西南に広がる。17世紀バロック盛期のもの。特にカジノ・ディ・クワトロ・ヴェンティの前にある整形園が有名」で、「黄楊の刈込がアラベスク模様を描く」(by巖谷國士)
テルミニ駅からサンピエトロ駅まで国鉄http://www.trenitalia.com/利用
17世紀半ばから名門バルベリー家が所有し、その後シャッラ家の手に渡った、1902年にアメリカの庭園愛好家ジョージ・ワールが買い取り、好みの折衷様式に仕上げた(by巖谷國士)
検索では、シャッラ公園 ※http://ameblo.jp/edicola/entry-11970751763.html
ローマ大学付属植物園 (Museo Orto Botanico - Sapienza Università di Roma) 8ユーロ(9時~18時30分日曜閉)‥テルミニ駅北西徒歩20分の他に、トラスティヴェレのVilla Doria Pamphiljの東北 ※http://tokuhain.arukikata.co.jp/rome/2015/06/post_293.html
パラティーノの丘。16世紀に壮麗な邸館とルネサンス風の菜園・植物園が造られた
獅子の庭園
※https://www.nhk.or.jp/lalala/archive140705.html(残念リンク切れ)
※http://kariyadozakki.web.fc2.com/tabidata/garden.htm
ピンチョの丘のウンベルト一世公園の襾のハズレのユリウス荘
http://www.museivillatorlonia.it/ テルミニ駅から徒歩25分
ローマ郊外も見たいと思っているが・・
http://www.jcca.or.jp/dobokuisan/world/southeurope/lante.html
『澁澤龍彦のイタリア紀行』でこの怪物(大きい!)の脚に夫妻で座っている写真を発見した。よく著書に遭遇してきたマリオ・プラーツの「ローマ百景」にもあるのだが、行くのが非常にむずかしい場所にあるようで、 列車(Trenitalia)やバスで行く行き方がこちらに⇒
http://www.amoitalia.com/
しかしViterboに宿を取って、ランテ荘と2箇所行くのが良いかもしれない。
いや、 Mybus で、オルヴィエートとでしょうか・・と悩みました。
Wikipedia
以下は、『イタリア鉄道の旅』よりメモ引用。
ティヴォリ(Trvoli)駅には、テルミニ駅から地下鉄B線で約10分のローマ・ティブルティーナ(Roma Tiburtina)駅から、レジョナーレRで40分(快速)から1時間(普通)。予約不可。便数は1時間に1~2本。
ティブルティーナ山地を走る。絶景。避暑地として名高く、古代からサルスティウスやホラティウスなどの文人に愛されてきた。駅から街へ続く道は1本道で間違えようがない。旧市街は迷路のようだが、標識に従ってゆけば、じきに、16世紀に作られたデステ枢機卿の別荘につく。(行きは上り坂)
ベルニーニ作と言われる噴水に囲まれたイタリア屈指の名庭園。(Official Site )
寓意の庭by岩切 正介ヨーロッパの庭園―美の楽園をめぐる旅(中公新書2008)
※ゲーテの「イタリア紀行」で、ゲーテは1787年6月11日から23日に、2週間近く滞在している。
ネットを検索すると、怪物公園(ボマルツォ)ほどではないが、車でないと行くのが大変そうであった。また非常に広大。入場料8ユーロ(9時から19時半まで)第1日曜日は無料)「ROMA& PIU' PASS」(25e)だと交通費・入場料無料
(Wikipedia)
公式サイト
メトロB線でポンテ・マンモロ(Ponte Mammolo)まで行き、Co.Tral社バスのティヴォリ行きを利用。
または、ローマから列車でティヴォリまで行き、CAT社バスの4番を利用。
ヴィッラ・デステから行く場合:近隣にあるガリバルディ広場前から、CAT社バスの4番または4Xへ乗車。降車はヴィッラ・アドリアーナ(Villa Adriana)、約10分
フラスカーティ Frascati:カステッリ・ロマーニの中で最も古い町の一つ
テルミニ駅からFL4で3駅目のFrascati駅から徒歩12分(700メートル)
http://rnavi.ndl.go.jp/バロックの庭 ——奇才と独創
※ゲーテは1786年11月13日~16日と1787年9月14日に滞在
カプラローラCaprarola
「ミケランジェロが設計と建築を手がけた」というのはローマのファルネーゼ宮(現フランス大使館)
Wikipediaによれば、フランスの外交使節として1580年 - 1581年にイタリアを巡ったミシェル・ド・モンテーニュはパラッツォ・ファルネーゼにも立ち寄り、その著作『旅日記』において「イタリアでは名高い」、「これに比べるものを見なかった」として絶賛している・・とあるが、
http://4travel.jp/travelogue/10054829
もう一冊の庭園の本『ヨーロッパ100の庭園』(コロナ・ブックス– 1998/7)
こちらは、序が「歴史の中の庭」で庭園史の概説もあり、もっと別に見てみたいと思いますが、「イタリアは庭園の国である」と書いておられる。(p38)
同書によれば、
「イタリア式庭園の特徴といえば、まず土地の起伏を活かすことにあった。」(p11)
「都市の近郊の傾斜地を雛壇状に造営していくつつものテラスを設け、階段でつなぎ、あちこちに水路をつくったりグロッタ(人口の洞窟)を穿ったりする。
館は普通、最上部に建てて借景をフルに利用する。
刈り込みや花壇や鉢の列、彫像や小亭、池や噴水や遊歩路を巧みに配したテラスの一つ一つを、階段伝いに降りてゆくという回遊式のものが主流であり、それに変化の妙を重んじていた。」
この本でイタリアの庭園としてあげられているのは、
1.ヴェッティの家、ウエヌスの家(ポンペイ)
2.ハドリアヌス荘(ティヴォリ)
3.サン・ミケーレ荘(カプリ島)
4.ボーボリ庭園(フィレンツェ )※20170610
5.デミドフ荘(プラトリーノ)
6.ガンベライア荘(セッティニャーノ)オードリー・ヘプバーンの庭園紀行 で紹介された
7.ガルゾーニ荘(コッローディ)
8.マルリアの王家の別荘(現ペッチ・ブルット荘)(ルッカ近郊)
9.パドヴァ大学植物園(パドヴァ)
10.ジャスティ・デル・ジャルディーノ宮殿(ヴェローナ)
11.ピザーニ荘(ストラ)
12.カルロッタ荘(コモ湖畔)
13.マルツィ荘(コモ湖畔)
14.イゾラ・ベッラ(マッジョーレ湖)
15.イゾラ・マードレ(マッジョーレ湖)
16.聖なる森または怪物公園(ボマルツォ)※20170613(1)
17.パラゴニア荘(バゲリア)
18.エステ荘(ティヴォリ)
19.ランテ荘(バニャイア)※20170613(2)
20.ボルゲーゼ荘(ローマ)
21.サン・マルテノ修道院(ナポリ)
22.楽園のキオストロ(アマルフィ)
23.ルフォロ荘(ラヴェッロ)
24.パレルモ植物園(パレルモ)
以上の内の太字の庭園を見る予定。(20170208)
行ってきた(赤字の庭園)記録はとりあえず、ブログに
→ ※から記事にリンク>
旅の整理(1)庭園篇(2017/07/22 )