==以下引用===========
「智」のもとの形は、矢(し)+干(かん)+口
矢と干(盾)とは誓約の時に用いる聖器。口は
(さい)で・その誓約を収める器。
曰(えつ)は中にその誓約があることを示す形。
その誓約を明らかにし、これに従うことを智という。
2014年11月の字は「さとい」の訓のある字を6つ学びます。(引用は平凡社の漢字暦、また、白川静著作他) ・・
更新日2014年11月17日(月)
==以下引用===========
「俊」の声符は 夋。
俊賢・俊秀の人をいう。
高大・尊貴の意があり、
人に移して俊、馬に移して駿という。
==以下引用===========
「慧」の声府は彗。
彗に彗星のような星光、
ほのかに光るものの意がある。
==以下引用===========
「哲」の声符は折(せつ)。
折は草木を斤(おの)で切ることをいい、
それは神に誓うときの所作である。
哲のもとの形とみられる※(てつ)の金文に、
上部を神梯(しんてい)の形である(ふ)(阝)と
斤に従うものがあり、
斤で刻んだ神梯を作る形とみられる。
神に制約したり、神事に従うているときの
清明の心を哲というのであろう。
==以下引用===========
「捷」の声符は※(しょう)
※は髪を結いあげた婦人が、祭事に奔走する形で、捷のもとの字。
敏は髪を整えた婦人が、祭事にいそしむ意。
合わせて敏捷という。
更新日2014年11月