==以下引用===========
「司」は※(し)と口とにしたがう。
口はサイで祝詞を収める器の形。
※はこれを啓(ひら)くもの。
そこに示される神意を伺いみることを示す。
神の啓示をうけることを司ることから、司の意となる。
2014年7月の字は「つかさどる」の訓のある字を5つ学びます。(引用は平凡社の漢字暦、また、白川静著作他) ・・
更新日2014年7月4日(金)
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上下は掌の上下を示す指示の字である。
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「宰」は宀(べん)と辛に従う。
宗廟(そうびょう)の屋根の形と、大きな把手のある曲刀。
宗廟に犠牲を供する時、天子は鸞刀(らんとう)をもちいるが、
これを宰割するのはおおむね長老の職とするところであり、その人を宰といった。
==以下引用===========
「職」の声符は戠(しょく)戠は戈に飾りにつけた
形。
戦場で討ち取った敵の左耳を切り取って戦功の証とするが、
その左耳に帛(きぬ)の印をつけることを示したのが職である。
戦功を明確にし、占有し、不動のものとすることをいう。
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「尹」(いん)は丨(こん)と又(ゆう=手)とに従う。
丨(こん)は 手に神杖(しんじょう)をもつ形で
それを持つ者は聖職者である。
杖は神霊の憑(よ)りつくものであった。
更新日2014年7月4日(金)