6/24
シャンティイ城へ(外部・庭園)
コンデ美術内部(プチシャトー、
オマール公の図書室)
コンデ美術館プシューケのギャラリー(ステンドグラス)、
コンデ美術館の絵画・ロトンダ、
肖像画、礼拝堂、
厩舎・帰り道
公式ページでの紹介文
「シャトーの1階に位置する広いスイートは、コンデ公のレセプションルームとして使用されていました。それらは18世紀のファッションにおける様式の装飾の素晴らしい例であり、多種多様な装飾芸術、家具、オールドマスターの絵画がある。
革命の間に略奪されたが、19世紀にオーマル公によって再構成されました。オーマル公は、王室と王室の城から貴重な家具や装飾芸術を収集、取得、継承し、コンデ公の時代の壮大さと豪華さを再現しました。」
白と金のパネルの装飾で、初期のロココ様式の典型
紹介文 「この角の部屋はコンデ皇子の部屋で、1720年頃に建てられた。
ハンティングのモチーフで飾られた白と金色の木細工は18世紀初頭の特徴です。」
ドアの下の戦闘場面を描いた絵はブルボン宮(コンデ皇子の当時のパリの邸宅)を飾るために、ジャン・バティスト・ル・バンJean-Baptiste van Loo(?ジャン=バティスト・ヴァン・ローwikipedia1684- 1745)と、フランチェコ・ジュゼッペ・カサノヴァ(1727-1802 兄があのカサノヴァだとのこよ)によって制作された。
ネオクラシック様式の家具◇https://handle-marche.com/antique/ 「18世紀初期~中期に、ロココ様式は過剰装飾を拝したシンプルな古典主義へと移りました。 さらに、ルイ15世時代に流行したシノワズリや草花モチーフが、古代ギリシャを基調としたスタイルと融合し、ネオクラシック様式が誕生した。 マリー・アントワネットが愛した、華奢でシンプルなスタイルです。」
「騎兵隊の襲撃」
Francesco Giuseppe Casanova (wikipedia)の絵
17世紀に大コンデ公が先陣を切って戦った3つの包囲戦の絵
「ダンケルクの包囲」(1646) ルイ2世(1621 - 1686) 大コンデ(le Grand Condé)
「コンデ公は三十年戦争でのフランスの勝利を決定づけた。」
「戦闘の回廊Galerie des Bataillesは広いスイートの中で最も広々とした部屋で、コンデ公の応接室として使用されていました。17世紀の終わりに、ルイ14世の主任建築家、ジュール・アルドゥアン・マンサールによって、グランコンデとして知られるブルボンコンデのルイ2世のために装飾されました。戦闘の回廊には、グランコンデの主な軍事的勝利を時系列で描いた一連の11枚の絵画が展示されています。」
このあたりの絵画には興味がないので(笑)先を急ぎ通り過ぎた。
「この部屋は猿群と中国人形(?)の絵で飾られている。」とある。
「18世紀に流行したアジアの傾向を彷彿とさせるこの私室は、1730年代にクリストフ・ユエ(ヒュエット)の壁画で完全に装飾され、サルが人間の行動をとって、男性とその愚か者をからかっています。」
ピエロ帽子をかぶった猿と、動物に乗り、背に筒を背負った辮髪のトライアングルをたたく曲芸師。
「オペラ座の怪人」での象徴的猿のオルゴールを思い出します。
台の描写は象のようなイメージで花の部分は花綱風につながる。
ロココ=シノワズリの流行(1740年から1770年頃)(wikipedia)はこんなものかと、また通り過ぎた。
「公爵の妻が所有していたと思われる19世紀の英国のハープにちなんで付けられた。18世紀には、コンデ公の博物学室でした。
この部屋には、サンクルー公園のゲームルームのためにルイ16世から依頼されたジョージズ・ジェイコブGeorges Jacobによる金色の木製家具が展示されています。」
ここで、ようやくオマール公の図書室へ・・
位置関係図で見ると、https://flora.karakusamon.com/wp/?p=382
■https://domainedechantilly.com/en/accueil/chateau/reading-room/selected-works/
[ベリー公のいとも豪華なるの時祷書は、、仏: Les Très Riches Heures du Duc de Berry)は、中世フランス王国の王族ベリー公ジャン1世が作らせた装飾写本である。
フランス王ルイ・フィリップの四男オマール公アンリが1855年にジェノヴァで購入する。それからしばらくはシャンティイ城に所蔵されていたが、1897年にはオマール公爵家からフランス学士院に寄贈され、現在はシャンティイ城にあるコンデ美術館附属図書館に非公開で所蔵されている。
・・というわけで片鱗を見たのみで少々落胆した。(写本の写本をガラス戸越しに見て、絵葉書を買って帰った)
次の絵画室の下部まで本が占拠していたのは、やはり驚きで、驚異的な蒐集熱は感じた。それと潤沢な資金も。1872年から1897年に行われた再建の工事では537万フラン=約6.3兆円使ったとある。(wikipedia)
Bergers de L'Annonce aux bergers - Très Riches Heures du duc de Berry (f.48r)
不明
公式ページの紹介
羊皮紙206葉で、1頁のサイズが29x21cm。(A4サイズは 29.7×21)
※時祷書について
図書室に掲示されていたポスター(珍しく英語)
城内に入ってホールの左手にある、螺旋階段で上階へ。
タピス(ト)リーも掛かっていてゴージャス。
階段のアイアンがまたすごい
愛犬と城主(コンデ公)
ルイ6世アンリ(コンデ公)ducs de Bourbonブルボン=コンデ家
ルイ6世アンリ・ジョセフ・ド・ブルボン=コンデ(Louis VI Henri Joseph de Bourbon-Condé, 1756 - 1830 73歳没)
「一人息子のルイ・アントワーヌは1804年にナポレオン・ボナパルト暗殺容疑で処刑されたため、ルイ6世アンリの代でブルボン=コンデ家は断絶した。」(wikipediaコンデ公)
→
アンリ・ドルレアンについては、更に、次のぺージにパンフレットから転記。
下の羊頭にも注目!階段の羊
◇◇
(1870年代にオノレ・ドメによって設計された、フランスのシャンティイ城の階段)端が同じくヒツジの頭
https://i.forfun.com/jlgbihtz.jpeg
◆◆https://images.app.goo.gl/niwS3GpVyW8cs9Vg7
絵画室・ロトンダのページは別ページへ
次は、
プシュケのステンドグラス
絵画室・ロトンダの蛇の首飾りのシモーヌのページ
礼拝室など
BACK:シャンティイ城へ 外部・庭園
オマール公の図書館
(ミュージアム・聖堂 2018)
6/16 ルーブル美術館(古代オリエント)
6/17 建築・文化財博物館(シャイヨー宮)、人類博物館、ルーブル美術館(ミロのビーナス)、オペラ座(外観)
6/18 ルーブル美術館(古代ギリシア 1・2)(古代エジプト1・2・3)(内部からの眺めなど)
6/19 ノートルダム大聖堂(パリ)、 セーヌ左岸から見たノートルダム寺院・パリ植物園、 パリ植物園(2)庭園、セーヌ右岸から見たノートルダム寺院、 パリの街歩き オベリスク
6/20 ヴェルサイユ宮殿・庭園 (2)(3) (BLOG)
6/21 ルーブル美術館 、(モナリザ、ニケ、イタリア絵画) (2) 、(3)、 (4) 凱旋門
6/22 辻邦生旧宅、 リュクサンブール公園からモンパルナス墓地まで歩く、サン・ドニ大聖堂
6/23 リュクサンブール公園 (自由の女神)・クリュニー中世美術館の前庭、セーヌ川(アレクサンドル橋)・ ギュスタブ・モロー美術館
6/24
シャンティイ城へ(外部・庭園)、 コンデ美術館(シャンティイ城内)図書室、コンデ美術館の絵画、 礼拝堂、 厩舎・帰り道、、(BLOG) (唐草wp)
6/25 ギメ・東洋美術館
6/26 サクレ・クール寺院、オペラ座
「ヨーロッパの花散歩」(2018)