至・究(九)・尽(盡)・窮・極(亟)
==以下引用===========
「至」は矢の倒形+一。一は矢の到達点。
そこに矢の至ることをいう。
矢の至り極まるところであるから、
至極(しごく、この上ないこと)ともいい、
「きわめて、はなだは」の意ともなる。
更新日2013年6月02日(日)
==以下引用===========
「究」の声符は九(きゅう)。
九は身を折り曲げている竜の形で、
かがめ曲がるという意味がある。
穴の中で身をかがめ、
窮屈な形で入りこむことを究といい、
「きわめる、きわめつくす」の意に用いる。
==以下引用===========
「尽」の旧字は盡で聿(いつ)+皿+水滴の形。
水を入れた皿の中を木の枝のような細い棒で洗う形で、皿の中を洗い尽くすことをいう。
洗い尽くす、終尽の意から、すべてを傾注する、
ものを究極する意となる。
==以下引用===========
「窮」は穴と躬(きゅう)とに従う。
穴の中に躬(み)をおく形であるから、窮屈の意となる。
==以下引用===========
「極」は
亟(きょく)声。亟は二(上下)の間に人を幽閉し、前に呪詛の祝詞を納めた器(サイ)をおき、
後ろからは手()を加えて、
これを殴(う)ちこらしめる意。
極とはその場所をいう。
その刑罰を究極すると、殛(ころす)となり、
死罪の
刑罰をいう。
更新日2013年6月02日(日)