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字義を漢和辞典にたずねると,美とは羊と大との合字で原義は〈肥えて大きな羊〉をさし,これが〈うまい〉ことから,ひいては〈うるわしい〉〈よい〉〈めでたい〉の意に用いられるとある
象形 羊を前から見た形で、羊角の後ろに羊身をかく。牛と同じかきかたである。
〔説文〕四上に「祥なり」と畳韻をもって訓する。(中略)〔説文〕は羊に祥の意があるとするもので、〔周礼(しゅうらい)、車人、注〕に「善なり」というのと同じ。羊は神事に用いることが多く、羊神判によって祥・不祥を決めることがあった)。
〔説文〕四上に「甘し」と訓し、「羊に従ひ、大に従ふ。羊は六蓄に在りて、主として膳に給するものなり。美と善と同意なり」とする。
羊大に従うというも、大はその下体である。美は羊の肥美の状を示し、神に薦むべきものである。善・義・美はみな羊に従い、善は羊神判によって勝利を得たもの、義は犠牲に用いて完美なるもの、美も神に供薦すべきものをいう。それで、形の美、肉味の美をいう。さらに移して人の徳行や自然風物の美しいことをいう。
未(ひつじ)として十二支の一つに入っているように、中国では8,000年以上前から飼育されていた。毛を刈って衣料に利用する、肉を食用にする、乳を飲用または乳製品への加工に用いるなど、人間はヒツジをさまざまな形で用いてきた。*この表記についてはまたあとで、
(1)「中国古代の文化」白川静著、 講談社学術文庫 (1979) (2)「古語大辞典」中田祝夫他編監修、小学館(1983) (3)「字統」白川静著、平凡社刊、(1984) (4)「大漢和辞典」諸橋轍次編、大修館書店、(1986) (5)「字訓」白川静著、平凡社(1987) (6)「字通」白川静著、平凡社(1996) (7)「日本国語大辞典」、小学館国語辞典編集部(2001) (8)「常用字解」白川静著、平凡社(2003) |
(1)「イメージシンボル事典」アト・ド・フリース著、大修館書店刊(1984) (2)「古代エジプトシンボル事典」リチャード・ウィルキンソン、原書房(2000) (3)「世界シンボル事典」ハンス・ビーダーマン著、 八坂書房 (2000)) |
WEB検索(2008-09-21)
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