「度、量、大、小、重」の字解です。
(引用は平凡社の漢字暦、また、白川静著作他) ・・
更新日 2021年5月27日(木)
篆文
==以下引用==========
席の省分と又(ゆう)(手)に従う。
度の上部が席(むしろ)の形。
席の大きさは定められており、
これを広げることで、長さを度はか)ることができる。
金文
==以下引用==========
上部は嚢(ふくろ)の注ぎ口。穀類を注入するところ。
辞の下部は、東または重。
甲骨文
==以下引用===========
手足を広げた人の正面して立つ形。
甲骨文
==以下引用===========
微小のものが散乱している形。
金文
==以下引用===========
量をはかるため、穀類などをを入れる嚢(ふくろ)の形(東、袋のもとの象形の字)の底に安定させるための錘(おもり)のように土をつけた形。
以上、平凡社の2021年5月の漢字暦 より。