イメージの博物誌12 平凡社刊Time:rhythm and repose. マリー・ルイゼ・フォン・フランツ Marie-Louise von Franz,/著 秋山さと子/訳(1982/9)
「時間は万物を成立せしめた。時間は万物を包み込んでいる。時間にうちかつ力はない。」
インドの聖典
「アタルヴァ・ヴェーダ」はこう記している
「楽園にも時間は存在したが、それは推移と死をもたらす力を持っていなかった。
堕罪およびエデンの園からのアダムとイブの追放により、初めて死が世界に到来した。」
35+89図あり
オケアノスは大河として、大地の周囲をめぐって、流れている。
それは宇宙の心であり「あらゆるものの発生」である。
彼は時間(クロノス)そのものであり、
また、アイオーン、すなわち世の中の変化を司る力であり、
古代後期には「人生」、「一期間」及び《永遠》を象徴する「丸い元素」(ないしオメガ)でもあった。
彼はまた自分の尾をかむ蛇としても表され、太陽の道と道として天空を取り巻き、
背に黄道帯の宮を負っている。
2011-05-09「イメージの博物誌」より、螺旋・円、占星術、神聖幾何学あたりからも見ておきたいと思う。このあと、(渦巻文様や幾何学文様にページ追加の形で・・
○の用途
「正解」「正しい」を表すのに用いられる。反対に×が「不正解」「正しくない」を表す。○×クイズはこの一例である。ただし、これはあくまで日本で使用した場合の意味であって、世界共通ではない。日本以外では、同様の意味に✓がある。