2024年トルコの一人旅
土耳古浪漫
2024年6月(記録篇)
イスタンブール+アテネ
「6月の旅」であるが、
円安!に加え、トルコのハイパーインフレ!という二重苦にも関わらず、
5月の花壇植え付け後の慰労的な年間予定になっているので、
今年も6月、土耳古
イスタンブールと希臘アテネの旅に。
どんどん上がっていく、銀行の外国為替相場情報を毎日送信してもらっていたせいか、
どんどん、気力が萎えてwww、旅の日数を減らしたうえに、準備も不足となった。
何より、1年前1€150円、それ以前135円であったのが、170円という、
円安で、
(実は現在もさらに進行している(;^_^A)
行ってみて、トルコのハイパーインフレにはあきれました。
何より、トルコのミュージアム料金は予想外に超高すぎました。
ネット情報は全て過去のもので。
地下宮殿が30TLなんて書いてあるけど、なんと20倍の600トルコリラです。
1TL=5円くらいで、
トプカプ宮殿1500リラ(8,000円)、
アヤ ソフィア8,000円、
地下宮殿4,000円という感じ。(全てラインスルーチケットということもあるが、さらに外人価格か)
GET YOUR GUIDEを使用したが、
ミュージアムが目的なら、飛行機代などが安くなるオフシーズンの旅が良かったのかも、と反省しました。
(今まで川沿いを歩くこともテーマだったので、これ以外の月を考えたことがなかった)
アジ猫さんの情報
100リラで買えてたものが200リラ払わないと買えないという情報すら8カ月前ではまったくなお安い!という感じ。
そしてまた、土耳古の小学生は6月は夏休みだという。もう夏だったのですね⁉
学校制度は4・4・4・4制をとっており、義務教育期間は6歳~17歳(1年生~12年生)の12年間で。 2学期制で、1学期が9月中旬~1月中旬、2学期が1月下旬~6月中旬、その後3か月間の夏休みがある。https://ori-ori.jp/2007159
子どもがタクシム広場などで、水を売っていた。
水は500mlが10TLで、ホテルでは2本無料で用意してくれたし、日本の価格に比べれば高いとは思わなかったが、
少し前までこの価格はあり得なかったようだ。
在イスタンブール日本国総領事館による イスタンブール案内
2024年2月 21ページ(新しいが。やはり金額チガウ)
https://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/files/100536725.pdf
アテネもまた、猛暑で、38℃という予報の日もあり、午後はアクロポリス閉鎖もあった。
ガイドブックでは「トルコ旅行のベストシーズンは、夏の6月から9月ごろ」といっているが、
今回、地球温暖化のせいなのか、何なのか。
6月の旅先として今回のこの二国(特にギリシャ)はミスチョイスであったかと思う。
次の旅は、(行けるとしたら)6月でなく、4月とか、10月などどうだろう・・?
とにかく、暑いのであまり歩く気にならず、お高いのでミュージアム三昧ともいかなかったのであった。
しかし、トルコのイスタンブール、ギリシャのアテネだけの短い旅であったが、それなりに見たいモノを見て、無事に帰れたのは良かった♪
ブルーモスク前の”眺めのいい部屋”@イスタンブ―ル旧市街(ヨーロッパ側)
その後、ボスフォラス海峡を臨む”眺めのいい部屋”@新市街”に移動した(3泊)
そちらはアジア側だと思ったがたが、間違い。金閣湾を渡っただけ。アジア大陸西のはては、さらにカドゥキョイあたりであった。
参考:円安のデメリット
(https://www.gfp-tokyo.co.jp/moneycontents/yen)
・輸入品が高くなる
・海外旅行が割高になる
以下にはイスタンブールのアウトラインを。
Republic of Türkiye İstanbul
トルコ イスタンブール案内
※wikipedia:イスタンブールの地理
☆コトバンクデジタル大辞泉
イスタンブール(İstanbul)
トルコ北西部の商工業都市。ボスポラス海峡を挟んで東西にまたがる。メカラ人の植民都市ビザンチウムとして栄えた後、コンスタンティヌス1世によってローマ帝国の首都とされ、コンスタンティノポリスと称した。その後、東ローマ帝国・オスマン帝国の首都。アジアとヨーロッパの接点。アヤソフィア寺院など、ビザンチン文化遺跡やイスラム教寺院が残る地域は、1985年「イスタンブール歴史地域」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。人口、都市圏1082万(2007)。イスタンブル。旧称コンスタンチノープル。
*人口についての追記をしておくと、
人口: 1546万 (2020年12月31日)の由
☆(wikipedia)イスタンブール
紀元前660年にビュザンティオンとして創建
330年にコンスタンティノープルとして再建されて以降およそ16世紀の間、ローマ帝国(330年 - 395年)、ビザンティン(395年 - 1204年、1261年 - 1453年)、ラテン帝国(1204年 - 1261年)、オスマン帝国(1453年 - 1922年) と4つの帝国の首都であった
ここで、シェンゲン協定のことがあり、現在、トルコは「Europeヨ―ロッパ」なのか何なのかということであるが、アタチュルクは西洋主義を進めたが、日本国は、トルコを「中東」に含めるという。
*ETIASは、欧州渡航情報認証制度シェンゲン協定加盟国とは
トルコの国花
https://turkish.jp/destinations/より以下引用
「スルタンアフメット・モスクの下の階のタイルは白地に50種類のチューリップのデザインが描かれており、上のギャラリー階の壁のタイルは白地の上にヒノキ、チューリップ、ヒヤシンス、ザクロの花、ラム、ブドウの房等の自然の植物の繊細なデザインが青を基調としつつも色取り取りに描かれています。」
さらに引用
「チューリップの原産地はトルコ!歴史や花言葉、育て方を解説 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』
チューリップはトルコの“国花”
トルコが原産のチューリップですが、トルコ語ではチューリップとは言わず「ラーレ(Lale)」と言います。
では、なぜ「チューリップ」と呼ばれるようになったのでしょうか?チューリップの語源はトルコの女性が愛用する「トゥルベント(Tülbent)」に由来します。トゥルベントとは、柔らかな布を意味し、そこから“スカーフ”を指すようになりました。
上の説明はちょっとどうだろうか。「スカーフ」まで行くと、ちょっとずれてくるようだ。
荒又宏の『花の王国』(第位置1巻1990年平凡凡社刊)によれば、チューリップの学名属名Tulipaはトルコ語或いはペルシア語のターバンを表す言葉に由来するとある、
花の形が頭巾に似ていることから。*https://www.karakusamon.com/tulip.html
イスタンブールの七つの丘
イスタンブール市章
https://en.wikipedia.org/wiki/Seven_hills_of_Istanbul
Map of Byzantine Constantinople with the hills names in brown
Topographical map of Constantinople during the Byzantine period.
1. サライブルヌの丘/トプカプ宮殿周辺
(⇒後ほど) 2. チェンベルリタシュの丘/ヌールオスマニエ・モスク周辺
3. ベヤズットの丘/スレイマニエ・モスク周辺
4. ファティの丘/ファティ・モスク周辺
陥落不可能とされた東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルを陥落させたオスマン帝国第7代皇帝メフメト二世は、征服王(ファティ)と称され、イスタンブールのど真ん中にあるファティ・モスクに眠ります。ファティ・モスクのある丘は、イスタンブールにある7つの丘の一つです。イスタンブールで最古のモスクであり、オスマン帝国が終焉した現在でも、国民から「偉大なる皇帝」と敬われる皇帝が眠る場所として、権威あるモスクの一つです。
5. ヤウズ・セリムの丘/ヤウズ・セリム・モスク周辺壮麗王ともてはやされた第10代皇帝スレイマンの父君。ヤウズとは、冷酷な賢い人といった意味。
6. エディルネカプの丘/ミフリマー・スルタン・モスク周辺
スレイマン1世とその妻ヒュッレム・スルタンの娘で、リュステム・パシャの妻。建築家ミマール・スィナンに愛されたという。
7. コジャ・ムスタファ・パシャの丘/ハセキ・スルタン・モスク周辺
スレイマン皇帝の愛妻であるハセキヒュッレム・スルタンについては、
『オスマン帝国外伝』(原題Muhteşem Yüzyıl)という世界中を熱狂させた、テレビシリーズもある、(2011-2014)https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E5%A4%96%E4%BC%9D-%EF%BD%9E%E6%84%9B%E3%81%A8%E6%AC%B2%E6%9C%9B%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%AC%E3%83%A0%EF%BD%9E-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B31-%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88/dp/B07HXGG32K
ハセキは寵妃を意味する称号とのこと
イスラーム建築
BOOKSHELF
『世界の美しいモスク』深見 奈緒子 (著)エクスナレッジ (2016/7/30)
↓上記好評を博した2016年版を大幅、 ブルーモスクなど人気のモスクなど3つを新たに追加し、
さまざまなスタイルのモスクを計53掲載
さらに建物のかたちやデザインなど、
モスクを理解するための[基礎解説]を追加した、
『世界の美しいモスク 増補改訂版』
深見 奈緒子 (著) エクスナレッジ (2024/6/5)
『イスラームの見かた―聖なる意匠の歴史』(東京堂出版、2003年)
『世界のイスラーム建築』(講談社現代新書、2005年)
『イスラーム建築の世界史』(岩波書店、2013年)
『中東・オリエント文化事典』鈴木董編 丸善出版 (2020/11/13)
『イスラム: 初期の建築 バグダッドからコルドバまで』
スティアリン,アンリ著 タッシェン・ジャパン (2002/7/1)7世紀から13世紀にわたるイスラム建築の約600年
この本にはペルシア・トルコ・インド・その他は含まない。https://bookmeter.com/
辻佐保子訳
P:ルメルル「ビザンチン美術」美術出版社1964
A・クラバール「ユスティニアス黄金時代」新潮社1969
E・キッツィンガー「ビザンティン美術のニ潮流」 創文社1971
ビアンキ・バンディネルリ「古代末期の美術」吉村忠典訳1974
W・H・シューフハルト「ギリシア美術」永田徹訳グラフィック社1978
I・フッター「初期キリスト教美術・ビザンティン美術」越宏一・福部信敏訳 グラフィック社1978
「TURKISH TILES」 Özlem İnay ERTEN,Oğuz ERTEN SILK ROAD PUBLICATIONS 「トルコ三大文明展 2003」 図録 監修:大村幸弘 NHK
8世紀(聖像論争)イコノクラスム
マケドニア王朝(867-1957)ルネサンス
9世紀後半イコノクラスム後 古典的 玉座の聖母子像 二大天使像
ビザンツ帝国最後のパレオロゴス朝(1259-1453)ルネサンス
世界美術大全集4 友部直編「ギリシア美術」朝日新聞社1978
青柳正規「古代地中海とロ―マ」
WEBサイト
興味深いすごいサイトを発見!
世界のモスク
* イスラームの3大装飾
*イスラーム美術におけるアラベスク模様の例
イスラーム建築の 世界の名作 神谷武夫MASTERPIECES of ISLAMC ARCHITECTURE
イスラムアーチとはhttps://foukari-note.com/islamic-arch/
トルコ土産
10 Best Souvenirs to Buy from İstanbul チャイ(トルコ茶 黒海地方の紅茶の一種で、チャイダンリクと呼ばれる伝統的な二重ティーポットで淹れる)
トルココーヒージェズヴェと呼ばれる特別なポットで沸かし、コップ一杯の水と一緒に
トルコ菓子 ロクㇺ バクラヴァ
はナザール ボンジュー青い邪眼)
トルコのスパイス スマック、パプリカ、オールスパイス
イズニック陶器
トルコ絨毯
モザイクランプ
オリーブオイルとオリーブオイル石鹸
トルコのジュエリー
3Dマグネット土産イズニックタイル
チューリップモティーフ 3Dマグネット土産
リュステムパシャ・モスクを飾るイズニックの最盛期のタイル
後ろの本は『イスタンブールの歴史散歩』p57 新潮社とんぼの本 (1994/5/1)渋沢 幸子・池澤 夏樹 (著) 新潮社 (1994/5/1)刊 1945生(HP)
内容(「MARC」データベースより)
アジアとヨーロッパの二大陸にまたがって立つ世界唯一の都市イスタンブール。ビザンティン文明とイスラム文明が複雑に重層するこの都の二千年の歴史を訪ねて、活気に満ちた街を行く。
*イズニック財団https://www.iznik.com/en
*https://www.atpress.ne.jp/news/215254 『イズニックタイル』は955年頃を起源とするカラハン時代の建築物にも施されており、
今日に至るまで千年以上もの長い歴史を誇るトルコを代表する伝統美のひとつとして知られています。
独自の技法で粘土を形成し、様々なモチーフを描く『イズニックタイル』は15世紀初めに花開き、トルコで最も重要な手工芸として確立しました。
3 D
マグネットコレクターが買う街角のお店⁉
孤独、自由な散策 計画
以下は旅の前の計画
2024-04-18
2024年6月、
関空からの直行便のあるイスタンブールに。帰りの便が深夜2時発なので、ようやくギリシアのアテネだけは回ってきたい。
詰め込まない、スローな、
「最後から2番目の旅」を標榜する一人旅であるが、今回も無事をいのりつつ計画中・・・
旅費支払いは4月30日となります‥
円安につき、気分が落ちていました(;^_^A(;^_^A
(その後5月10日になってようやくアテネ往復を追加)
2024-02-12
ガイドなど見ながら、旅日程検討開始
https://www.travel.co.jp/guide/article/47860/
ターキッシュエア&トラベル
古代・中世を散策する/旅の記録
サイト内検索
2024-06-24
旅記録作成開始
→ブルーモスクから