仏蘭西ローマン

20190610

6/10 
トゥルーズ
午前中休養、午後、キャピトル(市庁舎)あたりを散歩


googleマップで見る、オクシタン十字
オクシタンクロスと呼ばれる18メートルの十字架
「バラ色の街」=煉瓦の色が独特で、全体が統一されている。

Toulouse Capitole Night Wikimedia Commons

こちらの有翼女神の持つリース・・「フヴァルナー」※https://www.karakusamon.com/2012k/iran_xvarnah.html


HIC THEMIS DAT JVRA CIVIBVS APOLLO FLORES CAMOENIS MINERVA PALMAS ARTBVS
ラテン語でテミス、JVRA?、アポロ、ミネルバ・・とギリシアの神の名が書かれているようだが、意味不明・・
甲冑をペンダントにするスフィンクス?「手枷をされている男?紋章風装飾列
・・インスタグラムに解説がありました。以下引用

google翻訳
国会議事堂のアンリIV裁判所の勝利のポータルは、トゥールーズルネッサンスの芸術家によって別々に作られた3つの異なるパーツのアセンブリです。 17世紀初頭に現在の状態で取り付けられました。
街の尊厳、さらには王冠の尊厳を強調する象徴的な言葉を使用しています。 下部は、1546年にニコラスバシュリエがジャンランシーの絵で描いたものです。ラテンの詩人マルティアリスが私たちに言うように、彼女はローマ時代にトゥールーズの守護神にされたので、それはパラスを表しています(おそらくドミティアヌス皇帝によって)。これは、ルネッサンスの首都によって提唱された一流の守護神でした。ここでは、パラスは子羊を腕に抱え、2人の女性像に囲まれています。1人はトゥールーズ十字の杖を持っており(元々はフクロウで、パラスの属性でした)、もう1人は月桂樹の花輪と花の枝を持っています。 ポータルの中央部分は1561年にGeoffroyJarryによって彫刻されました。トゥールーズの紋章を取り巻く囚人と束縛された奴隷が、ラングドックの首都としての都市の力を象徴しています。スフィンクスと紋章の紋章がこの装飾を完成させます。 ポータルの上部は、今年の首都の紋章で飾られており、トーマス・ハルタマット(1607)の作品であるアンリ4世の大理石像を中心に構成されています。ヘンリー4世にとっては珍しい王の生涯の間に作られたもので、数年前に王位への加入に激しく反対していた超カトリックの都市でフランス王の政治的イメージを回復したいという王冠の願望を証明しています。

バロック建築(Baroque Architecture):バロックの語源はポルトガル語のBarocco(歪んだ真珠)といわれ、元々は一部に見られるグロテスクなまでに装飾過剰で大仰な建築に対する蔑称であったが、のちに広く17・18世紀の美術・建築に見られる傾向を指す様式概念として用いられるようになった。(wikipedia


上右の掲示


https://www.toulouse-tourisme.com/le-capitole-hotel-de-ville/


「大広間には 地元画家であったHenri Martinによって描かれたトゥールーズの四季の壁画がある 」・・
◆アンリ・マルタン(1860-1943)wikipediaに「トゥールーズ市役所の装飾画」あり。

Capitole Toulouse - Salle Henri-Martin - Le printemps par Henri Martin


18世紀中頃につくられたバロック様式の建物・・結婚式も行われるそうだ‥
「Paul Jean Gervaisによって描かれた優しい色合いの絵画多く飾られている」(https://skyticket.jp/guide/)
ポール・ガーヴァイス(1859-1944) も地元の作家。

Capitole Toulouse - Salle des Illustres - La Fontaine de Jouvence 1908 - Paul Gervais
Capitole Toulouse - Salle des Illustres - La Fontaine de Jouvence 1908 - Paul Gervais
アンリ・マルタンと違い日本版wikipediaには項目なし。(20210526現在)

Occitanian Cross オクシタニア十字

(Occitan cross英語版)。トゥールーズの紋章が元となり、オクシタニアを代表する紋章となった。

■Occitan cross(en.wikipedia) には、 以下のような象徴記述に対する批判あり。
「「ヘラルドリー (Heraldry) 」紋章学は象徴の科学ではなく、エンブレムの1つである」という事実を脇に置いている(M.パストゥローMichel Pastoureau (en.wikipedia)

https://www.amorc.jp/
「十字の4つの先端には空気、土、水、火の四大元素が一年の周期の順番に配置されていました。そして、その先端のそれぞれが3つに分かれており、そこに、12の星座の印が描かれています。」

モワサックの紋章
紋章

フランス・ロ―マン

2019年の旅 日付順リストアップ

5/31 出国
6/1 リュクサンブル公園 パンテオン
6/2 クリュニー中世美術館 リュクサンブル公園
6/3 シャルトル大聖堂
6/4 トゥルーズに移動(バラ、スミレ、パステル)
6/5 強雨で休み
6/6  オーガスティン美術館、市庁舎 サン・セルナン聖堂、ジャコバン聖堂
6/7 サンテチエンヌ聖堂、ガロンヌ川
6/8 メゾン・ヴィオレット(ミディ運河)、日本庭園(ジャルダン・ジャポニカ)  トゥルーズ植物園(自然史博物館)
6/9  モワサックの街 サン・ピエール聖堂の内部と美術館
6/10 トゥルーズキャピトル(オクシタン十字)
6/11 カストル ゴヤ美術館、フランス庭園 アセザ館
6/12 ディジョンに移動
6/13 ディジョンの街歩き
6/14 オータン大聖堂 ロラン美術館
6/15 シャルモン修道院 アルクヒューズ植物園
6/16 ブルゴーニュを歩く
6/17 ヴェズレー大聖堂 6/18 休養
6/19 デジョンのミュージアム
6/20 パリに移動 6/21 休養
6/22 休養 宿の花
6/23 フランス出国 6/24 帰国