サイト更新・ニュース

(2011~2013)


(最新のページは⇒こちらへ)
2013-01-11 12月から加藤徹さんの本を少々読みなおしています。
漢文の素養
中国人の腹のうち
本当は危ない『論語』
怪の漢文力
漢文力
羊:羊の漢字「貝と羊の中国人」

2012-09-24
漢字カレンダーですが 2013年版はまた大判の壁掛けタイプに。 (デザイン:小磯裕司) 早速注文しました。
白川静 漢字暦 2013 (2013年カレンダー) 壁掛け/A3変型判/1260円(税込)
2012-09-14 今読んでいる荒川洋治さんの『読むので思う』(幻戯書房2008年11月刊) の中に白川静が出ていた。(p131「青年の方角」) 結城信一さんという文学者(Wikipedia)が、歴史的仮名づかい正字を大事に考え、戦後の国語改革で、言葉や文字が希薄になったことへの違和感をつづっているということで、「それで思い出すのは、白川静の見方だ。」 (以下引用)

甲骨文字、金文など漢字の始原の形をもとに、 「道」は異族の首をぶら下げて歩くことであり、 「眞」は行き倒れの死体である、との意味を突き出し衝撃を与えた。
死体は動かないもの、永遠のもの、それだけにほんとうのものであり、 そこから「死」は「眞」を生むことになる。 かって文字は宗教に深くかかわり、甲骨や青銅器には生き死ににかかわる言葉が撰ばれる。 だいじなことしか刻まない。鋳込まない。 それが、文字の、ことばのはじまりなのだろう。 いまは誰でも簡単に、なんのことでも書くが、その自由はほんとうのめぐみになっているのかどうか。

本らしい本を読まない人たちがふえた。
目の前のものだけを見るようになった。
文学は、現実の奥底を照らすものだ。 見えにくい現実を知らせてしまうものを人々はうっとうしく感じるようになった。
そういう人たちが新しい時代を作り始めた。
すぐれた批評家にも想像できないことがあった。文学がここまで凋落するという事実である。うかつだった。
人の命と同様に、文学にも寿命があると気付く人はいなかったのだ。どこに、何があったのか。どこに、何がなかったのか。そ
れを確かめるためにも文学を振り返らなくてはならない。

う~ん・・・ 大衆小説には敬礼しよう、と小林秀雄は言った。
誰も怖いもの(深淵)を日常的にみたいとは思わないのだ・・
どうなんだろう・・ 文学の寿命とは・・・
表現の形式のはやりすたりだけではないと?


2012-08-27
2012年も8月末。メトロポリタン美術館の元館長の「謎の十字架―メトロポリタン美術館はいかにして世紀の秘宝を得たか 」(1986文春)という本を読了。
訳者(田中靖氏)あとがきに 「謎めいた中世十字架の獲得に異常なまでの情熱を傾けた若き日のホーヴィング」・・「自分に不利な事実も包み隠さず語るホーヴィングの対談率直な筆致は 迫真のドラマ性を加た味している」
・・・確かに!・・1963年、12世紀の「図りがたい美の魔力をもつ」セイウチの象牙のベリ十字架(ヒューゴ作)を購入するまでの冒険的な話・・ 反ユダヤ主義の碑文が山と刻まれているという。
「図像学」という言葉も出てきます
ブルース=ミットフォードが出てくるのですがこれはミランダMiranda Bruce-Mitfordでなくサー・ルパートとあり・・ 違う人のようです・・
・ 原題「懺悔する者たちの王」(King of the Confessors)(1981刊)
十字架は メトロポリタン美術館の別館クロイスターズにあり。アメリカに行こうという気は全然なかったのですが、行けたら、世界三大植物園(キューガーデンニューヨーク植物園ベルリン・ダーレム植物園 )制覇のほか、世界三大美術館( メトロポリタン美術館ルーヴル美術館エルミタージュ美術館)制覇も?世界三大というWikipediaページありました・・(複数の問題がある、大言壮語的な記述になっているという評もあって面白い)

2012-06-16
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/magazines/hon/ 講談社のPR誌『本』、池内紀氏連載の「珍品堂目録」六月号は、「情報の美‐『地球文字探検家』」。、だそうだったので購入・・・ この本「地球文字探検家。」まるがついていますね。
トンパ文字で「父」という象形文字は頭に木をはやしており、「祖先」は、猿の顔の顎から木を生やした絵で表している。 「尊敬するものには木を生やすというのも自然と共にゆっくり生きていくという生活の基本手テーマ」(p22)・・とあったのも楽しい。(トンパとは不死という意味だそう)
「いい漢字の旅」は、甲骨文字が発見されて99年目の1998年に、殷墟博物館に行った話。「白川先生」写真や「字統」等もその博物館にはあるそうだ。
http://www.ayyx.com/riy/bwg.asp
安陽の殷墟博物館は只今工事中のようだ(2012年3月~8月)
Wikipedia殷墟

2012-02-23
この漢字暦、2012年1月は「よろこぶ」という訓のある漢字 2月は「みる」、3月は「おもう」、4月は「なる」、5月は「やしなう」、6月は「つくる」、7月は「まつる」、8月は「きく」、9月は「はしる」、10がつは「はかる」、11月は「まこと」、12月は「おわる」・・という編集です。
たのしみですね。
類語辞典も参照します。 ちなみに「はかる」・・・いまある、尺(文字)のページはこちら。(2006/10/01、2008-09-22直し)
2012-01-02
2012年も1月2日。ことはじめ・・ 漢字暦を週一コツコツ更新=難行苦行(笑)開始しました。

類語辞典


手元にあるのは大野 晋, 浜西 正人 (著) 「類語国語辞典(1985)の前の、「角川類語新辞典 の方です。
WEBでは、Weblio類語辞典・・・
ちょとアマゾンを見て、中村明著「感情表現辞典」( 東京堂出版1993)もともかく、あたらしい「日本語 語感の辞典(岩波書店2010年刊) が面白そうだと思いました。ベストセラーの「名文」(筑摩書房 1979)はちくま学芸文庫 (1993)になっています。

2012-04-30
ちくま学芸文庫といと、この連休に2冊読了予定。一冊はユングの「空飛ぶ円盤」です。(笑)
1993年5月刊・・9年前ですね・
なんでも、 「心的存在としてのUFO現象は古代にまで遡ることができ、その中心には円い物にまつわる幻視や伝説、神話がある。ユングはそれを曼陀羅へ通ずる全体性の象徴と見、そこには人類の深い過去に根ざした元型があると考えた。ユングの生前に刊行された最後の著書。」・・
ではでは・・♪

2011-10-28
このところ、漢字暦を週一コツコツ更新中です。2012年もこれは続きます~~。(難行苦行)
唐草の方で、聖獣、時間の神アイオーン、黄道十二宮・・を見始めていましたが、やはりクロデミックになってきました。占星術、ヘルメス文書、魔術、フリーメイソン・・
ここで、この護符(邪視に対するお守り)をみてみます
ここまではまだあちら(非クロデミック)でもよさそう?


「魔術━もう一つのヨーロッパ精神誌━」
fig.1 グノーシス派の秘儀参入者のブロンズの手
イメージの博物誌4 フランシス・キング(平凡社1978)
ちなみに本年の課題、「イメージの博物誌」34冊中、半分を古書購入(済)です
http://flora.karakusamon.com/enter/en.html・・円 丸 ○ 

清潔な丸○のはなし?

==以下ちょっと引用の課題 2011-10-10==

○と×についてhttp://www.nttdata-getronics.co.jp/
ヨーロッパは「×」が肯定、というのが主流であったがそれは、文字と同じくらいの大きさの「×」の場合で、その紙全体に、たすきがけで「×」なら、ここに書いてあることは無効、という意味だという。「○」で囲む、となると、ここは問題点、あるいは疑問点というときかなあ、とも言われた。統一されたルールは、実は、まだどこにもないのである。・・And you?技

以下一時置きの検索結果など
http://www7.ocn.ne.jp/~elfindog/glos1a.htm
Abraxas (グノーシス) アブラクサス。紀元2世紀アレクサンドリアのグノーシス派バジリデス教徒が崇めた至高神。Abraxas という文字のギリシャ語合計数値が365となるため、アブラクサスの下には一年の365日を司る従神格が365柱存在するとされた。上半身は王者、下半身は蛇の姿で表される。  
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/sophia7/y1-abrax.html
http://mapyourinfo.com/wiki/ja.wikipedia.org/アブラクサス
「道士(マグス)」(1801)、 フランシス・バレットと「マグス」
http://sacred-texts.com/gno/gar/

更新記録

更新ニュース(アップ日データはこちら)

更新記録2013

更新案内
2013-12-11 2013漢字暦12月「たすける」
2013-12-11 2013漢字暦11月「つとめる」
2013-12-11 2013漢字暦10月「いそしむ」
2013-09-06 中国の書
2013-09-05 2013漢字暦9月「ふせぐ」
2013-08-05 2013漢字暦8月「あつめる」
2013-07-21 「時」という言葉
2013-07-15 (三国)
2013-07-13 漢字学事始め中国時代区分追加
2013-07-08 文字の獄
2013-07-04 「『説文解字』の世界」、漢字おさらい
2013-07-01 2013漢字暦7月「こたえる」
2013-06-26 漢字学事始め追加、おさらい
2013-06-02 2013漢字暦6月「きわめる」
2013-05-23 中国の青銅器
2013-05-19 甲骨文字「甲骨文の発見」追加
2013-05-11 2013漢字暦5月「めぐる」
2013-04-30 半坡文字
2013-04-23 甲骨文字
2013-04-07 漢字と日本語
2013-04-04 2013漢字暦4月「あるく」
2013-03-30 『説文解字』(六書)おさらい
2013-03-20 身体尺再考:追記、漢字学事始め,
2013-03-06 2013漢字暦3月「ねがう」
2013-02-17  更新News
2013-02-05 2013漢字暦2月「すすむ」
2013-02-01  数について(白川静)⇒ひとつと千 
2013-01-25  2013年の更新News「竜・鳳・虎」
2013-01-16 2013漢字暦1月「はじめ」中国・・
2013-01-11 『漢文の素養』ぬきがきメモ(了)
2013-01-07 「愛」という言葉
2013-01-02   2013年の更新News色についての追記(ミドリ)2013漢字暦「一」
2012-12-18,21,28 『漢文の素養』ぬきがきメモ(途中)
2012-12-18,21,28 『漢文の素養』目次読書
2012-12-11 2012年 「おわり」

更新記録2012

更新案内
2012-12-11 2012年 「おわり」 、
2012-12-04 2012年第50週「終」(元の字は「冬」)、
2012-11-26 2012年第49週「了」(終わると読む漢字)、
2012-11-19  2012年第48週「實(実)」イタリアの・・
2012-11-11  2012年第46,47週「誠」「信」
2012-11-01  2012年第44,45週「某」「眞」
2012-10-23  日本語の「ね」 
2012-10-18  2012年第43週「料」、同訓異義15字
2012-10-11  2012年第42週「図」
2012-10-03  2012年第41週「量」(農穀に関する系列字)
2012-09-23  2012年10月の漢字10月の漢字「はかる」
2012-09-14  2012年第38,39,40週うま偏の「はしる」荒川洋治さんと漢字
2012-09-09  2012年第37週「逐」
2012-08-27  2012年第36週「走」「謎の十字架」を読む 
2012-08-21  2012年第35週「聆」 
2012-08-13  2012年第34週「聴」 
2012-08-13  2012年第33週「闇」 
2012-08-06  2012年第32週「聞」 
2012-08-06  2012年第31週「賽」 
2012-07-15  2012年第30週「宜・奠」 
2012-07-15  2012年第29週「禦」 
2012-07-08  2012年第28週「祀」 
2012-07-01  2012年第27週「祭」 
2012-06-30  2012年第26週「制」「創」 
2012-06-16  2012年第25週「為」「トンパ(不死)文字」
2012-06-05  2012年第24週「造」 
2012-05-27  2012年第23週「作」 
2012-05-27  2012年第22週「養・牧」 
2012-05-15  2012年第21週「字」 
2012-05-07  2012年第20週「乳・孔」 
2012-04-30  2012年第19週「育」 やしなうという訓のある字
2012-04-23  2012年第18週「済」 ジギタリスと青いバラ
2012-04-18  2012年第17週「集」
2012-04-08  2012年第16週「就」
備忘録Newsゴッホの絵と映画 
2012-04-01  2012年第15週「成」 
2012-03-26  2012年第14週「生」 
2012-03-26  2012年第13週「欲」 
2012-03-15  2012年第12週「憶」 
2012-03-09  2012年第11週「想・懐」 
2012-03-01  2012年第10週「おもう」の訓のある字「思・念」 
2012-02-23  「よろこぶ」の訓のある字 
2012-02-21  「みる」の訓のある字 
2012-02-20  2012年第9 週漢字暦「監」 
2012-02-12  2012年第8 週漢字暦「省」「徳」 
2012-02-05  2012年第7 週漢字暦「観」 
2012-01-29  2012年第6 週漢字暦「見・視」 
2012-01-22  2012年第5 週漢字暦「悦」 
2012-01-18  2012年第4 週漢字暦「賀」 
2012-01-09  2012年第3 週漢字暦「慶」 
2012-01-02  2012年第1+2 週漢字暦「歓」「喜」

更新記録2008‐2011

更新案内
2011-12-30  2011年第53週漢字暦「若」 
以下白川静漢字暦2011年から
2011-12-16  2011年第52週漢字暦「婦」 
2011-12-09  2011年第51週漢字暦「安」 
2011-12-02  2011年第50週漢字暦「妻・夫」 
2011-11-23  2011年第49週漢字暦「女・母」 
2011-11-20  2011年第48週漢字暦「産」 
2011-11-16  2011年第47週漢字暦「爽・奭・爾」 
2011-11-09  2011年第46週漢字暦「彦」
2011-10-27  2011年第45週漢字暦「文」 
2011-10-27  2011年第44週漢字暦「始」 
2011-10-18  2011年第43週漢字暦「嘉」 
2011-10-07 2011年第42週漢字暦「加」 
2011-09-30 2011年第41週 禾・年・委・季
2011-09-30 2011年第40週漢字暦「法」
2011-09-21 2011年第38・39週漢字暦「善」・「慶」
2011-09-13 円環丸の意味
2011-09-10 2011年第37週漢字暦「義・我・犠」
2011-09-02 2011年第36週漢字暦「羊・美」 羊・象徴訂正、「天」追加
2011-08-25 2011年第35週漢字暦「神(申)」
2011-08-15 2011年第34週漢字暦「蜺・雲」
2011-08-07  美の生存戦略 美しさの科学
2011-08-07 2011年第33週漢字暦「龍・虎」
2011-08-07 2011年第32週漢字暦「風・鳳」
2011-07-25 2011年第31週漢字暦「限」
2011-07-18 2011年第30週漢字暦「降」文献追加
2011-07-11 2011年第29週漢字暦「陰」
2011-07-03 いれずみに『悲しき熱帯』の「顔面装飾」を追加
2011-06-26 2011年第28週漢字暦「陽」
2011-06-19 2011年第27週漢字暦「家」
2011-06-19 2011年第26週漢字暦「然」
2011-06-10 2011年第25週漢字暦「類」
2011-06-02 古代のシンボル「螺旋の神秘」
2011-05-29 2011年第24週漢字暦「犬・伏」
2011-05-29 2011年第23週漢字暦「字」
2011-05-29 2011年第22週漢字暦「保」
2011-05-19 2011年第21週漢字暦「棄・流」
2011-05-09 古代のシンボル「螺旋の神秘」円環
2011-05-09 2011年第20週漢字暦「孕・身・后」
2011-05-01 2011年第19週漢字暦「子」
2011-04-24 2011年第18週漢字暦「樂」
2011-04-17 2011年第17週漢字暦「戯」
2011-04-11 2011年第16週漢字暦「舞」
2011-04-10 漢字「王」「士」「父」追加
2011-04-04 2011年第15週漢字暦「夔」
2011-03-28 2011年第14週漢字暦「夢」
2011-03-21 加藤徹×茂木氏の本を読む
2011-03-21 2011年第13週 漢字暦「蠱」「蔑」
2011-03-16 2011年第12週漢字暦「媚」
2011-03-10 2011年第11週漢字暦「見」「望」
2011-03-03 2011年第10週漢字暦「曰」
2011-02-26 染料植物パステル(フランス語)について
2011-02-24 基本の色のシンボル文献追加
2011-02-21 漢字暦「闇」
2011-02-13 漢字暦「音」
2011-02-05 漢字暦「語・舎・害」
2011-01-30 漢字暦「言・告」
2011-01-25 タットー
2011-01-25 いれずみ・文身・刺青
2011-01-24 漢字暦「兄」「祝」
2011-01-23 中世ヨーロッパの色のシンボル
2011-01-22 基本の色のシンボル追加
2011-01-19 尋・左・右 (漢字暦)
2011-01-14 色のシンボル、ゴッホのページを表に出しました
2011-01-10 漢字暦を学ぶサイのある漢字「使」「事」
2011-01-03 漢字暦を学ぶサイ(第2週)「史」
2011-01-01 新年の企画 漢字暦を学ぶサイ
2010-09-22~10-30 土(文字)
2010-08-02 太古の星文様 見直し
2010-07-28 リニューアル
2008-09-22 リング参加

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