太古のシンボル

幾何学 文様 様式

「幾何学様式」とは?

ここで、「幾何学様式(geometoric style)」という言葉が浮かぶが、
これは、ギリシアの一時代の文様をさす言葉に過ぎないようだ。

紀元前1000〜紀元前700年頃 or
全盛期ギリシャの美術
壺絵 B.C.900 〜800 年頃の様式。

http://www.thebritishmuseum.ac.uk/compass/


Greek, around 525 BC
From Eretria, Euboea, Greece
Heads and tails: the beginning of coins

「幾何学文様」のさすものとは別

数学(幾何学)


古代ギリシャの数学は、
幾何学(図形の性質などを研究する学問)を中心とした。
タレスやピタゴラスなど。
ユークリッド幾何学としてまとめられた。
幾何学は図形の学とすると、思い浮かぶ図形を、
思いつくままに挙げれば

三角
四角…というわけですが、(^_^;;

文様事典には、 次のような順で載っています。
ヨーロッパの文様事典(四角デザイン研究所編)

「幾何学文様」

渦巻
メアンダー(雷文)
スバスティカ(卍まんじ)
ギローシュ(組紐文)
チェッカー(市松文様)
格子文
鋸歯文
その他
レース

少しづつみます。それにしても、エジプトの美術をみて、
あ〜〜もうここにこんな文様が?と驚きます、
ヒョウの毛皮を着ることに重大な意味があったように
エジプトの女神たちの衣装の文様に
七宝つなぎなどを見ると、本当に、この世は古く新しいという
感動さえも …

太古のイメージとして、渦巻き文様をまずみてみたのですが、これは、唐草文様の根源ともいえます。(⇒リーグルを読む)

波多野祐造「物語アイルランドの歴史」(中公新書)
司馬遼太郎「愛蘭土紀行」

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first updated 2005/09/13